畑のトリビア

2018.02.15高原野菜の代表格レタスの栽培方法を徹底解説!

サラダや焼肉で登場するレタス。

「高原野菜」という印象から難しそうだと感じるかもしれませんが

実は害虫がつきにくく高原でなくても比較的育てやすい野菜です。

ここでは数あるレタスの種類の中から、日本に馴染み深い玉レタスの栽培方法を

詳しくお話していきたいと思います。

 

 

レタスとキャベツは全く別の種類ですが、相性は抜群です!

 

 

レタスの原産は地中海沿岸や西アジアと言われています。

レタスの語源はラテン語の「牛乳」から来ていますが、それは新鮮なレタスを切った時に出る白く苦い液体が出てくる所から由来していると言われています。

欧米ではサラダやハンバーガー、タコスなどに利用されていて、

日本や中国ではスープや炒め物にも利用されています。

 

形が似ているキャベツと混同する人がいますが、種類は大きく違うものです。

キャベツはアブラナ科で大根や白菜の仲間ですが

レタスはキク科で春菊やサンチュ、ゴボウなどの仲間になります。

ただ、種類は違いますが栽培の相性は良く、お互いが持っている特有の香りが

お互いにつく虫を防ぐことができるため、混植にオススメされています。

 

バランス良く栄養が含まれていて、βカロチン、ビタミンC、ビタミンE、食物繊維などが含まれています。今回紹介する玉レタス以外にも、サラダ菜やサニーレタスなど多くの種類があり、それぞれ特徴や用途も異なっています。

 

 

レタスを栽培する際のポイントは以下の2点です。

 

1.病害虫の心配が少なく手間がかからない

2.比較的冷涼な気候を好み、酸性の土壌を嫌う

 

苗の植え付けから収穫までは2ヶ月と比較的短く

たっぷりと肥料をあげると手間もかからずしっかり育ちます。

これからお伝えしていくポイントを守って

シャキシャキのレタスを作れるようになりましょう。

 

 

レタス栽培のポイント

 

 

それでは、これからレタスの具体的な栽培方法をお伝えしていきます。

 

1.土壌は弱酸性~中性が目安(pH6.0~6.5)

酸性土壌に弱いので土壌酸度は適正に調整しておくようにしましょう。

※pHの調べ方は酸度計や試験紙を使用する方法や、生えている草花を調べる方法などがあります。

 

2.生育の適正気温は15℃~20℃。冷涼な気候を好みます。

発芽温度は20℃前後で、25℃以上になると休眠状態になり、発芽しなくなります。

また、気温がー3℃以下になると凍害が発生します。

 

3.肥沃で水はけの良い土壌だと良く育ちます。

 

 

レタス栽培の土作り

 図解

 

玉レタスの栽培に適した用土は市販の培養土を利用するのが簡単です。

自分で作る際には赤玉土7:腐葉土2.5:バーミキュライト0.5

それに石灰を用土10リットル当たり10~20gと化学肥料を用土10リットル当たり10~20g混ぜ合わせた物を使用します。

 

露地栽培の場合は苗を植える2週間前までに苦土石灰を1㎡あたり150g(3握り)まいてよく耕します。

1週間前には堆肥を2kg/㎡・化成肥料を150g/㎡を施してよく耕したら、

幅80~90cm、高さ10cmの畝を作りましょう。

黒マルチを施して防虫保温対策をしておくと良いでしょう。

 

レタスは乾燥にも多湿にも弱いので、通気性・排水性・保水性のある土壌が理想です。

 

 

初心者は秋まきがオススメ

 

 

レタスには春に種をまくものと秋に種をまくものがあります。

初心者は気温が下がっていく秋まきで始めることをオススメします。

玉レタスの場合、強くて耐病性のあるシスコや、作りやすく食感のよいマリア、

コンパクトな極早生シスコなどがオススメの品種です。

 

また、初心者の場合は種からではなく苗から育てたほうが確実です。

苗を購入する際は、本葉が45枚で葉の艶が良いものを選びましょう。

アオムシなどの幼虫や卵が付いている苗や害虫の食害跡がある苗も避けます。

 

夏の種まきは発芽しにくいので要注意

 

 

種から育てる場合はポットに種をまきます。

7.5cm~9cmのポットの真ん中にわずかな凹みを作り、種を4,5粒まきます。

土は被せすぎると良くないので、軽く覆う程度にしましょう。

水やりは種が流れないように注意します。

 

また夏に種をまく際は、種をガーゼなどで包んで1日水につけたあと

冷蔵庫に入れておくと3日前後で発芽するのでそれをポットにまきます。

 

種をまいたポットは雨が直接当たらない風通しが良く涼しい場所に保管し

本葉が2枚出たら状態の良いものを1本残して定植苗にします。

 

苗の植え付けは30cm間隔で植えていきます。

ポットに水を含ませてから植え付けて、植え付けたら水をたっぷり与えます。

苗がしっかりするまでは寒冷紗をかぶせて風から守ると良いです。

 

 

水は控えめに、肥料はたっぷりと

 

 

水やりに関しては、植え付けて2週間は多めに水をあげますが

それ以降は少し乾燥ぎみに育てた方が良い玉レタスが育ちます。

水をやり過ぎると多湿によって根腐れを起こす可能性があるので注意が必要です。

 

追肥は植え付けから2週間に1回化成肥料を1㎡あたり40g~50g施します。

肥料が足りないと葉が内側に巻かれなくなる(結球)ので怠らないようにしましょう。

 

 

球がしっかり詰まってきたら収穫時期です。

 

 

日当たりが良いところであれば苗の植え付けから50日~60日程度が頃合いで、

玉レタスの頭を押さえて、球がしっかりと詰まっていれば収穫できます。

球を手で押し上げて、根元の芯を包丁などで切って収穫します。

切り口から出てくる白い乳液は新鮮である証です。

 

結球してから寒さにあたってしまうと味が落ちてしまうため

霜が降りる前に収穫を済ませるようにしましょう。

 

ちなみにレタスは発芽から1ヶ月程度になると

ベビーリーフとして食べることも出来ます。

また赤い葉の種類も一緒に育てると花壇のような畑を作ることも出来ます。

 

 サラダ画像

サラダにしても、加熱しても美味しく食べられるレタス栽培に

ぜひチャレンジしてみてください。

畑のトリビア

2018.01.29収穫は爽快!簡単でたくさん採れるじゃがいもの栽培方法をご紹介!

 

1年を通して、じゃがいもほど世界各国で食されている食材はないかもしれません。

シチューやカレー、肉じゃがなど日本人にとっても馴染み深い野菜です。

手間もあまりかからず育てやすいため、家庭菜園でも多く育てられている野菜です。

今回ご紹介するポイントをしっかり押さえて、美味しいじゃがいもを育てていきましょう。

 

 

ルーツは意外!?じゃがいもの特徴と注意点

 

 

今や米や麦、トウモロコシに並ぶ「世界4大作物」の1つですが

原産は南米アンデスの高地だと言われています。

それが新大陸の発見によってヨーロッパに渡り世界中に広まりました。

また、土の中で育ち、寒さや鳥害に強いことなどから

世界中に爆発的に広まっていきました。

見た目では想像し難いですが、実はナス科の野菜で、トマトやナス、トウガラシなどの仲間です。

 

じゃがいもにはビタミンCやビタミンB1・ビタミンB2・食物繊維などが豊富に含まれています。特にじゃがいものビタミンCは熱に非常に強く、壊れにくいのも特徴です。成人病の予防や美容に良いと言われていて、老若男女に愛される健康野菜です。

 

 

 

じゃがいも栽培に関するポイントは以下の2点です。

 

1.水やりがほとんど不要。手間なく育てられる。

2.収穫時の芋掘りは子どもと一緒に楽しめる。

 

ただ、じゃがいもには特有の注意点もあります。

 

1.じゃがいもはウイルス病があります。必ず検査に合格した種イモを使用すること。

2.イモが地表に出てしまうと緑色に変色しソラニンという毒素が出てきます。

3.連作障害あり。3年は間隔を置き、ナス科の連作も避けること。

 

健康な種イモを選び、適切な土寄せを行っていけばしっかり育ちます。

ここからお伝えしていく具体的なポイントを守って

美味しいじゃがいもをたくさん採れるようにしていきましょう。

 

 

じゃがいも栽培を始める前に

 

 

1.じゃがいもの発芽適正気温は18℃~20℃。生育の適正気温は15℃~24℃です。

 

2.土壌は中性土壌(pH5.5~6.0)が目安。酸性土壌(pH5.0未満)もアルカリ土壌(pH7.0以上)も嫌います。

※pHの調べ方は酸度計や試験紙を使用する方法や、生えている草花を調べる方法などがあります。

 

3.暑さに弱く、気温が30℃を超えるとイモが形成されません。

 

 

じゃがいもを上手に育てる土作り

 

図解画像

 

露地栽培の場合、種を植え付ける2週間前までに苦土石灰をまいておきます。

元肥は植え付ける際に施すので前もって施す必要はありません。

充分に根を広げて養分を吸収できるように25cm~30cmほど深く耕しましょう。

過密にならないように、株間30cm畝幅50cm高さ15cm~20cmの畝を確保しておきます。

 

 

無病の種イモを用意すること!

 

 

品種は「男爵薯」や「メークイン」などがありますが、

品種による育てやすさはそれほど変わらないので

お好みの品種を選んで構いません。

 

春植えのものと秋植えのものがありますが

初心者は栽培がより簡単な春植えで始めることをオススメします。

以下の説明に関しても、春植えを前提に話を進めていきます。

 

ただし、じゃがいもはウイルス病があり、感染した種イモを植えてしまうと

感染が広がり壊滅状態になる可能性があります。

販売されている種イモは国の厳正な基準を通った検定イモです。

栽培するときには国の検査を通った専用の種イモを使用しましょう。

 

種イモは少し早めに購入し、日に当てて芽出しをしておくと

スムーズに生育させることができます。

弱い光が当たる部屋の隅などに並べて、黒っぽい芽が出てきたら芽出しの完了です。

 

春植えの種イモは、芽の数が均等になるように切断します。

目安は1片40g~60gで、小さい種イモは切らずにそのまま使います。

切り分けた後に2,3日乾燥させておくと発芽が良くなります。

 

 

じゃがいもの植え付けは間隔と向きに注意

 

 

深さ10cm程度の植え溝を掘ったら、切断面を下にして植え付けていきます。

株間30cm程度で、狭すぎると隣り合う根が干渉して生育が遅れたり、

根が絡まると収穫時に地中にイモが残ってしまう恐れがあります。

 

種イモを植え付けたら、種イモと種イモの間に元肥を施します。

堆肥30g/㎡、化成肥料30g/㎡を施したら5cm~7cmほど土を被せて

手のひらで押さえてしっかりと密着させます。

 

水やりは不要です。自然に降る雨だけで充分育ちます。

なお、雨上がりで湿った状態で植え付けると種イモが腐ってしまうことがあるので

土が乾いてから植え付けるようにしましょう。

また、霜よけのために敷き藁や新聞紙を施すと良いです。

 

 

たくさん収穫するために欠かせない芽かき

 

 

じゃがいもから出てきた芽が5cmほど伸びてきたら、硬くて良い芽だけを残して

残りは引き抜いていきます。通常は2,3本残しますが、小ぶりなイモをたくさん収穫したいのであれば多めに残しても構いません。

 

芽かきの際は、種イモごと引き抜いてしまわないように

株元の土をしっかり押さえて引き抜くようにしましょう。

 

暖かくなるとテントウムシダマシなど、害虫が出始めるので防除します。

害虫は見つけたら捕殺が基本ですが、直接捕まえるのに抵抗がある方は

天然成分を使用した殺虫剤などを散布してください。

 

薬剤を使う前の防除法としては、葉裏や株元の落ち葉の下など、

細かく株を毎日観察し、卵や群生する幼虫を見つけたらすぐに捕殺するようにしましょう。

 

 

 

追肥と増し土が美味しく育てるポイント!

 

 

芽かきと同時期に1回目の追肥と増し土を行います。

化成肥料を1株あたり30g程度、株周りに施したら、用土と混ぜ合わせます。

その後、新しい用土を10cmほど足して、土寄せします。

増し土を行うことで、大きなイモを育てるスペースを確保できます。

 

苗に蕾がついた頃に2回目の追肥・増し土を行います。

化成肥料は1回目と同程度、同じ要領で混ぜ合わせます。

さらに新しい用土を10cmほど足して、土寄せをします。

 

イモが地表に出てしまうと緑化して品質が落ちてしまうため、

土寄せはじゃがいも栽培において非常に重要な作業になります。

 

 

 

花が咲き、葉や茎が黄ばんできたら収穫時期!

 

 

春植えなら6月から7月頃、花が咲くようになります。

小さいながらも綺麗な花を咲かせますが、イモを太らせたいのであれば

咲いた花を見つけたら摘み取っておきましょう。

 

葉や茎が黄ばんで枯れてきたら収穫時期です。

ちなみに枯れる前に収穫すると皮が薄い新じゃがが採れます。

天気がよく、土が乾いている日に収穫します。

 

イモを傷つけないように株元から少し離れたところにスコップをさし、

茎を持ちながら土を掘り上げていきます。

皮が剥がれてしまうと傷みやすくなるので丁寧に掘り起こしましょう。

 

掘り上げた後も、土の中にイモが残っていることがあるので

採り忘れないようにしましょう。

収穫したじゃがいもは風に当てて、充分に乾かしてから

日の当たらない場所で保存するようにします。

 

使う分だけ洗うようにして、

芽が出たら使う分だけその都度取り除くようにしましょう。

 

また、収穫したじゃがいもをそのまま種イモとして

秋植えをするのは育ちにくく良くないのでしないようにしましょう。

 

 

 

家庭料理には欠かせないじゃがいも!

 

ジャガイモ料理 

 

じゃがいもは栄養も調理の仕方も豊富にあります。

また、育てやすいだけではなく、収穫は子どもが参加できるので

家族で育てる野菜としてもピッタリです。

ご家庭で楽しく栽培して、自分で育てた野菜を味わう喜びに触れてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

畑のトリビア

2018.01.15スタミナ満点!世界で愛されるパワー食材にんにくの栽培方法を紹介

あの、独特の香りと味で世界中で薬味として活用されているにんにく。

実は栽培方法も非常に手軽で楽なので、家庭菜園でも人気の高い野菜です。

初心者でも、簡単に美味しいにんにくを育てることができるので

ぜひチャレンジしてみてください。

 

 

疲労回復効果や殺菌効果を持つにんにくの特徴と注意点

 

 

にんにくの原産は中央アジアと言われていますが

紀元前3200年頃の古代エジプトではすでに栽培・利用されていました。

にんにく独特の強い臭いと効果は、かつての仏教ではネギやニラと同じ五辛として

食べるのを禁じられていたほどでした。

世界に流通しているにんにくの9割が中国産で、国産にんにくは8割が青森県産です。

 

にんにくにはビタミンB6や、ビタミンB1の効果を促すアリシンを多く含んでいて、

疲労回復や成人疾患予防に効果があると言われています。

日本では白皮にんにくが一般的ですが、味が濃厚で特徴的な香りを持つ赤皮にんにくや甘みのある紫皮にんにくなどもあります。

 

病害虫に強く、また収穫後も保存がしやすいことから

家庭菜園向けの野菜としても人気があります。

 

にんにく栽培におけるポイントは以下の2点です。

 

1.病害虫の心配が少なく、手間がかからない

2.長期保存が可能なので、大量に栽培して保存できる

 

そして注意点は以下の2点です。

 

1.暑さに弱い。気温が25度以上になると発芽しなくなります。

2.乾燥と酸性土壌が苦手。肥沃な土作りがカギ

 

管理が楽で、プランターでも育てられる野菜です。

これからお伝えするポイントを押さえて、

美味しいにんにくを育てていきましょう。

 

 

にんにく栽培のポイント

 

 

それでは、ここから具体的な栽培方法についてお話します。

 

1.土壌は中性~弱酸性が目安(pH5.5~6.5が理想)

※pHの調べ方は酸度計や試験紙を使用する方法や、生えている草花を調べる方法などがあります。

 

2.生育の適正気温は10℃~22℃。冷涼な気候を好みます。発芽温度は20℃前後で、25℃以上になると休眠状態になり、発芽しなくなります。

 

3.肥沃で保水性の良い弱酸性の土壌だと良く育ちます。

 

 

にんにく栽培は土作りが最大のポイント!

プランターで育てる場合、にんにく栽培に利用する用土は市販の培養土を使うと楽です。

露地栽培の場合は種球(しゅきゅう)を植える2週間前までに苦土石灰を150gまいてよく耕します。

1週間前には堆肥を2kg/㎡・化成肥料を100g/㎡を施してよく耕したら、

幅40~80cm、高さ10cmの畝を作りましょう。

黒マルチを施すと、雑草の抑制や、保湿・保温効果が期待できます。

 

酸性に傾きすぎたり、窒素成分の多い肥料を使いすぎたり、

水はけが悪く多湿の状態になると、病害虫に強いにんにくでも病気になります。

オレンジ色の斑点ができる「さび病」や、葉脈に緑色の濃淡が表れ葉がねじれる「モザイク病」、ネギアブラムシの発生が多いので、

発生した場合は駆除をするか株を抜き取るなどして対処しましょう。

 

 

品種選択は形がよく大きいものを

 

 

にんにくは種球から育てていきます。8月頃になると園芸店などで販売されるようになります。

病害虫に侵されておらず、形がよく大きい種球を選ぶようにしましょう。暖地系品種は「壱州早生」や「遠州極早生」、北海道や青森などの寒地では「六片」が人気です。葉にんにくやにんにくの芽も収穫したい場合は、市販されている専用の鱗片を使用してもいいですが、にんにくの収穫前(3月~4月頃)の草丈30cm程度になった時点で茎葉を刈り取る方法でも収穫できます。

 

 

にんにくは植え付けのタイミングに注意!

 

 

高温期に植え付けると芽が出ず、遅すぎると大きく育たなくなるので

9月中旬から11月頃の気温25℃を超えなくなるタイミングを狙って植え付けます。

種球を1片ずつバラして、カビや変色のある鱗片は除くようにします。

15cm~20cm間隔で、細く尖った方(芽の方)を上にして5~7cmの深さに植え付けます。

深く植えすぎると発育が遅れてしまうので注意が必要です。

その後用土を被せて手で上から軽く押さえて落ち着かせたら、水をたっぷりと与えましょう。

 

図解

 

発芽するまでは土が乾燥しないようにこまめに水やりをしましょう。

通常なら植え付けから2週間程度で芽が出てきます。

発芽した後も、冬期に晴天が続いた場合は水やりをして、乾燥を防ぐようにします。

3月以降は気温が上昇し土が乾燥しやすくなるので、晴れた日はたっぷりと水を与えましょう。

 

 

芽かきと2回の追肥で立派に育ちます。

 

 

芽の背丈が10cmほどになると芽が次々と分かれていきます。

放置してしまうと種球の発育が悪くなってしまうので

育ちの良いもの1本だけを残し、残りはすべて摘み取っていきます。

 

にんにくの追肥は2回です。

 

1回目は植え付けから1ヶ月後の11月下旬頃で、

化成肥料を30g/㎡ほど株間にまいて株元に土寄せします。

2回目は3月上旬頃。リン酸石灰を50g/㎡と化成肥料を30g/㎡を株間にまき、軽く土と混ぜて株元に土寄せします。

 

また、春先になるとトウ立ちして花芽が育ち始めます。

これも種球の発育を妨げてしまうので摘み取ります。

摘み取った花芽はにんにくの芽として炒め物などに利用できます。

 

春先は雑草が出始めるので、これも小さいうちに抜き取っておきましょう。

 

 

 

葉が枯れ始めたら収穫のタイミング

 

 

にんにくの収穫時期は5月中旬から6月下旬頃です。

晴天が2~3日ほど続いたときに収穫すると保存しやすいです。

梅雨に入ってしまうと球が腐ってしまったり品質が落ちてしまったりするので

収穫時期は逃さないようにしましょう。

 

収穫の目安は下の葉から枯れ上がっていき、株全体の3割から5割が

黄色く枯れ始めた頃です。試し掘りをして、球の尻がほぼ平らになっていたら

収穫を始めていきましょう。

 

株元を持って、球を傷つけないように一気に引き抜きます。

簡単に抜けない場合は、まだ根が育っている可能性があるので

もう少し大きくなるまで様子を見てもいいです。

 

収穫をしたら根を切り取って、茎葉を1/3ほど切り落としたら

風通しが良い日陰で3~5日ほど、尻の部分がカラカラになるまで乾燥させます。

軒下などに吊るしておくと長期保存も可能ですが

気温が下がって休眠状態から覚めると芽が出てきてしまうので

芽が出る前に食べてしまうか、スライスして冷凍保存するといいです。

 

 

にんにくは利用用途が豊富!

いろいろな保存・調理方法を試してみてください!

 

にんにく料理

 

保存方法は吊るしておくのが一般的ですが、醤油漬け、ハチミツ漬け、味噌漬け、オリーブオイル漬け、ニンニク酒などにすると長期保存でき、調理のときにも手軽に使用することができます。また、芽や葉も食べることができ、臭いも強くないので炒め物や煮物などによく使われています。

にんにくを食べるときのネックである臭いは、調理方法や組み合わせ食材を工夫することで

軽減させることもできます。

にんにくは『デザイナーフーズ』と称されるほど、栄養豊富な野菜です。

しっかりと管理をして、様々な料理ににんにくを使用してみてください。