畑のトリビア

2017.12.11子どもにも大人にも大人気!甘酸っぱさが魅力のイチゴの栽培方法

クリスマスや誕生日では必ずといっていいほど登場するのがイチゴです。

ツヤツヤとした見た目と、爽やかな甘さで多くの方に愛されています。

実は、イチゴは果実類の中でも比較的栽培が簡単なため

家庭菜園でオススメされているものの1つです。

ぜひ今回の記事で、栽培のポイントをしっかり把握しておきましょう。

 

 

いちごの特徴と注意点

 

 

イチゴはヨーロッパからアジアにかけて繁茂していたと言われています。

元々は他のベリーのように小粒でしたが

18世紀以降の交配によって現在のまるまるとした形になったと言われています。

植物学的に分類するとバラ科に属していて

実はリンゴやナシ、サクランボなどの仲間になります。

 

イチゴには健康や美容に高い効果が期待されている成分が豊富に含まれていて、

特にビタミンCは8粒ほど食べれば1日の必要摂取量を得られるほどです。

また、虫歯に効くと言われているキシリトールや、妊娠期に必要と言われている葉酸、

食物繊維やポリフェノールの一種のアントシアニンなど、必須アミノ酸9種類の内8種類も含まれています。

 

高い美容効果も期待されているだけでなく、

一度に何個も食べやすいこともあり

最も好きな食べ物として挙げる人も多いものでもあります。

 

いちごの画像

では、ここからイチゴの詳しい栽培方法について確認していきましょう。

 

いちごを栽培する際のメリットは以下になります。

1.寒さに強く、雪の降る地でも大丈夫

2.野菜が育つ畑でも問題なく育てることができる

3.収穫時に、子株をわけて育てておくと翌年以降の苗として栽培できる

 

一方で注意点もあります。

1.栽培期間が長いため、病気や虫害に注意が必要

2.乾燥に弱いので冬季でもこまめに水やりをすること

 

3.連作障害があるため、2年以上同じ場所で育てられない

 

家庭菜園中級者以上の方なら問題なく育てることができますが

より確実に美味しいイチゴが収穫できるように

栽培方法とコツを確認していくことにしましょう。

 

 

いちご栽培のポイント

 

 

では、ここから具体的な栽培方法についてお話していきます。

主な注意点は以下の項目を挙げることが出来ます。

 

1.土壌は弱酸性が目安(pH6.0前後が理想)

※pHの調べ方は酸度計や試験紙を使用する方法や、生えている草花を調べる方法などがあります。

 

2.生育の適正気温は17℃~20℃。暑さに弱いので、10月下旬ごろに苗を植え付けることをオススメします。

 

3.日照時間が長くなると開花・結実する植物なので、よく陽のあたる場所を選ぶこと。

 

4.虫害や鳥獣被害を防止するため、ネットなどの対策が必須。

 

 

いちごを丈夫に育てるための土作り

 

苗の植え付けの2週間前までに土作りを済ませておきましょう。

イチゴの根は肥料に弱いため、イチゴ用の培養土や配合肥料を使用すると安全ですし便利です。

 

苗を植え付ける3週間前に、1㎡あたりコップ1杯(約100g)の苦土石灰を施して深く耕します。その1週間後に土の2,3割程度の元肥を入れて再び深く耕します。

その際に畝幅60cm、高さ10cmほどの畝を作っておきます。

水はけが悪い場合はそれよりも高めに作っておくと状態が良くなります。

 

 

いちご栽培は苗選びが8割

 

 

イチゴは苗選択が非常に重要で、良い苗を選べばしっかり育ってくれます。

大きな実のものや小さな実のものなど様々な品種がありますが、

家庭菜園では小粒の品種の方が育てやすいのでオススメです。

 

『宝交早生(ほうこうわせ)』は育ちがよく病気にも強いことから初心者にオススメの品種です。甘みのある『さちのか』も人気のある品種です。また、『セリーヌ』や『カレンベリー』も病気に強く、甘さと酸味のバランスがちょうど良いことから多くの家庭菜園で育てられています。

 

苗は葉が大きく、茎が頑丈で太いものを選ぶようにしましょう。

また、苗の中心部分(クラウン)が大きくてしっかりしたものを選ぶと尚良いです。

 

種から栽培しようとすると1年以上かかってしまうため、

初心者は10月からの苗栽培から始めていくようにしましょう。

 

 

苗の植え付けは深植えに注意!

 

イチゴの苗は深く植えすぎると成長が遅れてしまうため、

苗の中心部分(クラウン)が少し隠れる程度に浅く植えます。

また、株元から伸びている、つる(ランナー)を畝の内側に向けるように植えると、

収穫時に実が外側に成るようになるので収穫しやすくなります。

 

畝で育てる場合は、株間が30cm、条間30cm~40cmの2条植えとします。

また、排水性を確保と果実の汚れを防ぐため、

畝幅は60cm、高さを10cm~15cmほどのやや高めの畝を作りましょう。

 

植え付け参考

 

苗を植え付けたあとはたっぷりと水をあげましょう。

イチゴは乾燥を嫌うため、その後も用土が乾くたびにたっぷりと水をあげるようにします。上から水をかけるとなかなか土に染み込まないので注意しましょう。

 

寒さには強いですが、寒さの厳しい地域では防寒対策をすることをオススメします。

10月頃に株元に藁を敷くか、黒ビニールで覆って(マルチング)対策します。

 

 

こまめな葉摘みとランナー摘みがポイント!

 

 

3月中頃になると新葉の生育が始まっていきます。新葉の成長を促すため、枯れた葉や変色して萎れかけている葉は摘み取るようにします。その頃までに咲いた花やつぼみも一緒に摘み取るようにしましょう。

 

また、暖かくなるにつれてつる(ランナー)が伸びてくるようになりますが、これも実を大きく育てるために収穫前と収穫中に伸びるランナーはすべて取り除くようにしましょう。葉の摘み取りを怠ると『うどんこ病(葉の裏や果実が白くなる)』になる危険性が高まります。

 

イチゴは肥料が苦手なので、11月下旬ごろと3月上旬ごろに株元から15cm離れたところに化成肥料を施して軽く土と混ぜます。イチゴ用の肥料が販売されているので、初心者は専用の肥料を使用することをオススメします。

 

鳥害・虫害対策として防鳥ネットや防虫ネットを施すと良いですが

3月以降は虫がネットの中に入って受粉ができるように、ネットの裾を少し開けておくようにしましょう。

 

イチゴの花は4月頃、白い花を咲かせます。しかし、街中で栽培している場合、受粉がうまくいかない場合があります。その際はブラシや耳かきの羽毛部分などで花の中心を軽くこすって人工授粉を行っていきます。受粉がうまくいかなかった場合は奇形果(変な形の果実)が出てくるので、早めにすべて取り除くようにしましょう。

 

 

ヘタまで赤くなったら収穫!

 

 

5月中旬から6月中旬ごろまでがイチゴの収穫時期です。

実が赤く色づくようになると鳥獣がよく狙ってくるようになるので、

防鳥ネットなどでしっかりと対策するようにしましょう。

 

ヘタの部分まで赤くなったときが収穫のタイミングです。

日中の収穫は実が傷みやすいため、気温が上がらない午前中に収穫しましょう。

 

この頃になるとランナーが伸びてきて子株ができるようになります。

この子株は来年以降栽培する際の親株として利用できるので、

毎年育てていきたい方は株分けして育てておくと良いです。

 

 

あなたの農園が華やかに!

 

 

白い花と赤い実は農園を美しく見せてくれます。中級者向けではあるものの、年齢問わず好まれる果実ですから、多くの人が挑戦しているものでもあります。

良い苗を選択することと丁寧な手入れさえやっていけば、春には確実に実を結ぶことになりますから、ぜひチャレンジしてみてください。

畑のトリビア

2017.12.08日本料理の要!暑さにも寒さにも強いネギの栽培方法を解説!

ネギは薬味や汁物、鍋料理など、日本料理に無くてはならない野菜です。

栽培方法も簡単で、家庭菜園の中でも気軽に栽培できる野菜の1つなので

今回ご紹介する栽培方法でぜひチャレンジしていただきたいと思います。

 

 

風邪に強いネギの特徴と注意点

 

 

原産地は中国西部と言われており

独特の香りが特徴で、葱坊主と言われる綿菓子のような丸い花を咲かせます。

ミネラルやカロテン、ビタミンB・Cが多く含まれていて

「風邪によく効く」と期待され、昔は「風邪を引いたらネギを首に巻け!」

と言われていたほどです。

 

葉鞘(白い部分)を食べる根深ネギと、葉鞘も葉身(緑の部分)も食べる葉ネギがあり

関西以西では葉ネギの普及が目立ちます。ネギを刻んだ時に目にしみる成分である硫化アリルは消化液の分泌を促進し、便秘改善や整腸作用があると言われています。

 

 料理画像

 

 

ネギを育てるときのメリットは以下です。

1.寒さに強く氷点下でも耐えられる

2.暑さにも強いため、品種を選べば年間通して栽培が可能

3.根には土壌病害を抑える効果のある拮抗菌が共生しているので

  キュウリやトマト、ホウレンソウなど他の野菜と一緒に栽培することで

  病害虫の発生を抑えて生育を助けることができる

4.連作障害が出にくいため、同じ場所での連作が可能

                                       

ネギ単体でも育てやすいだけではなく

他の野菜をより育てやすくする効果もあるので

家庭菜園では非常に人気のある野菜になっています。

 

難点はあまりないのですが、強いて言えば

1.湿気は苦手。通気性の悪い土地や水はけの悪い土地だと育たない

2.雑草があると育てにくくなる

 

以上2点と比較的少ないので

初心者にも簡単に育てられる野菜です。

 

 

 ネギ栽培のポイント

 

 

では、ここから具体的な栽培方法についてお話していきます。

 

まず準備として以下のことを注意しておきましょう。

1.土壌は弱酸性~中性が目安(pH6.0~6.5)

※pHの調べ方は酸度計や試験紙を使用する方法や、生えている草花を調べる方法などがあります。

2.生育気温は15~20℃が適温。日当たりの良いところで育てましょう。

3.種からでも、苗からでも育てることが可能です。

4.多湿と多肥(肥料のあげすぎ)は厳禁です。

 

種から育てる場合の土作り

 

 

種から育てていく場合は、まず苗を育てていく必要があります。

市販の培養土を用いると簡単ですが、自分で作る場合は

種をまく2週間以上前までに、苦土石灰を1㎡あたり100g2握り)ほどまいてよく耕します。1週間前には堆肥を1㎡あたり約3kg、化成肥料を1㎡あたり150g3握り)ほどまいて再度耕します。

 

 

季節に合わせればどの品種も育てやすい!

 

 

品種選択については、大まかには春まきと秋まきがあり

時期を間違えなければどの品種も比較的よく育ちます。

葉ネギの代表的な品種は「九条ネギ」で

育てやすいのは「冬扇」「夏扇」「小夏」「小春」、

味が良いとされる「雷帝下仁田」などがあります。

 

一方、根深ネギは「下仁田ネギ」や「深谷ネギ」が代表的です。

家庭菜園では「ホワイトタイガー」という品種も育てやすく

白い部分も多いため好んで栽培する人も多くいます。

 

 

ネギの種まきと発芽を促すポイント

 

 

葉ネギの場合、種まきは等間隔で溝を作り、種をまいていきます。

・畝幅は60cm程度、高さは10cm程度

・株間(種同士の間隔)は5mm程度

・条間(溝の間隔)は20cm程度を理想とします。

60cmのプランターの場合でも2条まきは出来ます。

 

図解画像

 

種をまいたら3~5mmほど軽く土をかぶせて手でしっかりと押さえます。

たっぷりと水をあげて草丈67cmになるまで育てていきます。

 

低温期の場合は発芽前に稲わらを敷くか

寒冷紗(麻や綿で作られた布)でトンネル状に覆うと良いです。

 

ただし、葉ネギは種をまいてから苗として植え付けするまで60日以上かかるので

育てる株数が少ない場合や初心者の場合は

園芸店などに販売されている苗を購入するか

スーパーや八百屋に販売されているネギの根本を2~3cm切ったものを

苗として使用することもできます。

 

一方、根深ネギの場合は

幅が20cm程度、深さが25cm程度の溝を堀り

溝の側面にたてかけるように6cm間隔で苗を植え付けていきます。

根本に3cmほど土をかぶせたら藁や堆肥を敷いて乾燥を防ぎます。

 

 

溝を掘るのは、その後で数回土寄せを行うからで

あらかじめ溝で育てておくことで土を落とすだけで簡単に土寄せができるからです。

 

葉ネギの水やりは、必要なときだけたっぷりと!

 

発芽するまでは用土を乾燥させないように適度に水をやって

発芽したら本葉が2~3枚になるまでに2cm間隔で間引いていきます。

 

水やりは種からの場合は発芽するまでは毎日たっぷり与えます。

苗からの場合もしっかり根付くまでたっぷり水を与えていきます。

その後は土が乾いた頃にたっぷり与えていき

適度なタイミングで適量を与えていくことがポイントになります。

 

草丈が20cmになったら植え替えの時期です。

根を傷つけないように移植ゴテ(スコップ)で掘り起こして1本ずつにわけます。

 

根深ネギは土寄せがカギ

 

 

根深ネギは段階的な土寄せを行うことでよく育つようになります。

また、土寄せによって太陽の光を少しずつ遮断することで

土に隠れた部分が白くなり、食卓でよく見かけるネギになっていきます。

 

苗を植え付けてから40日~50日後に1回目の土寄せを行います。

その際、1㎡あたり1握り(50g)程度の化成肥料を施します。

かぶせる土の厚さは67cm程度に抑えて、あまり深くならないように注意しましょう。

 

1回目に厚くしすぎてしまうとネギが太く育たなくなります。

苗の植え付けから2回目の土寄せまでは、しっかりと日に当てていきます。

2回目以降で徐々に土を寄せていき軟白させていきます。

 

その3週間後に2回目の土寄せを1回目と同じ要領で行います。

そしてさらに3週間後に同様の土寄せを行い、

収穫30日~40日前に最後の土寄せを行います。最後の土寄せの際の追肥は不要です。

 

 

複数回の収穫が可能!必要な分だけ収穫をすること

 

 

葉ネギは草丈が50cmほどになったら収穫できます。

そのまま引き抜いてもいいですが、株全体を収穫せずに地上部を刈り取れば、

新芽が伸びて再び収穫できるようになります。

葉ネギの収穫時期は植え替えしてから50日~60日ですが、

必要な時に間引き間隔で収穫することができます。

 

根深ネギは白い部分が長くなったらクワやスコップなどで

土を崩して必要分だけ掘り出していきます。

掘った側に傾けて抜き取るのがコツです。

 

ネギは日持ちがしないため、収穫後すぐに食べない場合は

泥付きのまま新聞紙で包むか、冷蔵庫で保管をしておきましょう。

 

 

初めて育てる野菜としても、2つ目の野菜としてもオススメ!

 

 

初めてでも育てやすく、利用する目的に合わせて

様々な収穫を楽しめる野菜です。

ネギ単体だけではなく、他の野菜をより美味しく育てるためにも

ぜひチャレンジしていただきたいと思います。

畑のトリビア

2017.11.17冬の根深い人気野菜!初めてでもできるダイコンの育て方!

鍋やおでんで主役となるダイコンですが

家庭菜園で簡単に育てられる野菜としても有名です。

その特徴から何年も栽培できる便利な野菜なので

興味のある方はぜひ今回の記事で栽培方法を覚えてください。

 

栄養豊富で種類も豊富!ダイコンの特徴と注意点

 

 

ダイコンの原産地は地中海沿岸や中央アジアと言われています。

そこから中国を経て日本に渡り、日本人にも馴染みの深い根菜です。

大きな根にはビタミンCやカリウム、カルシウム、食物繊維が豊富。

葉にもビタミンC・Eやβカロテンが多く含まれているため

無駄なく美味しくいただける野菜として長く生産されてきました。

 

ダイコンは様々な種類があり

サラダやお刺身のツマなどにも使用されるみずみずしいもの

鰹だしなどと煮ることで味わいが増すもの

大根おろしのような辛味のあるものなど

料理に合わせた個性を持っているのも特徴です。

 

また、根の上部が緑になるものとならないもの

丸いものや中太りのもの、細いものなど形状も多様にあるので、

見た目や味の楽しみ方が豊富にあることも特徴になっています。

 

ダイコンを育てる際のポイントは主に2つです。

1.良いダイコンを作るために、土はしっかり深く耕すこと

2.植え替えができないので、畑に直まきして成長に合わせ間引くこと

 

注意点も主に2つです。

注意1.連作障害があり、同じ土の場合2,3年の栽培が限度

注意2.根の先端部分が石などの障害物にぶつかると根が分かれてしまうことがある

 

育てること自体は難しくはないので

家庭菜園で始められる方が多い野菜の1つでもあります。

 

おでん画像

 

ダイコン栽培のポイント

 

 

では、ここから具体的な栽培方法についてお話していきます。

 

準備段階として、以下のポイントを押さえておきましょう。

 

1.土壌は中酸性~中性が目安(pH5.5~6.5が理想)

※pHの調べ方は酸度計や試験紙を使用する方法や、生えている草花を調べる方法などがあります。

 

2.生育の適正気温は17~20℃、発芽の適正気温は0~35℃までと幅広いので、春採り、初夏採り、秋採りが可能

→冷涼な気候を好むことと、害虫被害が少ないことから秋採りの方が簡単

 

3.ダイコンは根深く伸びるので、過湿を嫌い、水はけの良い土壌を好みます。

 

4.害虫被害を受けやすいため、種をまいたらすぐに防虫ネットを掛けること

 

 

ダイコンを元気良く育てるための土作り

 

 

土作りは種をまく1週間前までに済ませておきます。

まず2週間前に苦土石灰とよく腐熟した堆肥を全面にまいて深く(30cm~35cm)耕します。※苦土石灰・・・白い粉状の肥料で、酸性度調整と根や葉の育成促進に役立ちます。

1週間ほど経ったら化成肥料を施して再度深く耕します。

分量の目安は、苦土石灰が100g/㎡、堆肥が2kg/㎡、化成肥料が100g/㎡です。

 

 

品種選択は秋採りがオススメ!

 

 

土作りができたら次は品種選択をしていきます。

ダイコンは春採り、初夏採り、秋採りが可能です。一般的には冷涼な気候を好む傾向と、害虫被害が少ないメリットから秋採りの品種を選択されることが多いです。

青首大根の「耐病総太り」や「YRくらま」は病気に強く、家庭菜園の初心者からベテランまで幅広く育てられています。葉を食用にできる「葉美人」も人気の品種です。

家庭菜園で初めて挑戦される方は、以上のような秋採りの品種から

育ててみることをオススメします。

 

 

いよいよ種まき!水やりは慎重に・・・

 

 

種まきは、ビール瓶の底や空き缶などで空けた深さ1.5cmほどの穴に

種を5~6粒ばらまきます。

 

・畝幅は60~70cm程度、高さは10cm程度

・株間(種同士の間隔)は25~30cm程度

 図解画像

種をまいたら1cmほど土をかぶせて軽く手で押さえます。

軽く押さえることで水やりや雨などで種が流れ出るのを防ぐことができます。

 

種をまいたらたっぷりと水を与えます。しかし、勢いが強すぎると種が流れ出てしまうので

ジョウロのハス口を上に向けて、そっと水やりをするようにします。

発芽するまではこまめに水やりを行なっていき、土の表面が乾かないようにします。

 

水やりについては、土の表面が乾いた段階で適度に水やりを施していきます。

ダイコンは多湿を嫌うため、夕方以降に水をやると病気にかかりやすくなります。

暖かい日中に水やりを行うようにしていきましょう。

 

 

3段階の間引きは良質なダイコンにする重要ポイント!

 

 

適期にまくと2~3日後に発芽します。

発芽をしたらこまめな間引きをして、元気の良いものを

より良く育つように栽培管理をしていくことになります。

 

間引きの1段階目は

子葉が完全に開いた段階(双葉の状態)になったら

形の良いものを3本だけ残して悪いものは間引きをします。

抜く時に他の根を傷つけないように注意してください。

もし苗が密集している場合は茎をハサミで切り落とす方法でもOKです。

 

2段階目は

本葉が2~3枚まで成長した頃で

3本あるうちの2本を残し、悪い1本を間引きします。

 

間引きをしたら化成肥料を1㎡あたり50~60g(1握り程度)を施して

土とよく混ぜてから株元に土寄せをします。

 

そして、3段階目が

本葉が6~7枚まで成長したタイミングです。

残っている2本のうち、状態の良いものを1つだけ残します。

 

最後の1つにまで間引きを済ませたら

2段階目と同様に化成肥料を施します。

 

 

ダイコンは虫に弱い!徹底した害虫対策を

 

 

そして、ダイコンの栽培で最も注意すべき点の1つが防虫です。

特にアブラムシはウイルス性の病気や軟腐病(根元の辺りから腐り悪臭を放つ病気)の

発生の原因にもなるので、徹底した防除が重要になります。

 

具体的な対策としては

種まき時に種と一緒に浸透性殺虫剤(殺虫肥料)をまいたり、シルバーフィルムを敷いたり

種まき後に防虫ネットを施す方法などがあります。

また、生育中も防虫剤を散布して定期的な害虫対策をしていくことが重要です。

防虫剤については扱いやすく危険も少ない家庭菜園用のものを使用すると良いです。

 

 

収穫のタイミングと見極めるポイント

 

 

収穫は、秋ダイコンは種まき後60日~90日、夏ダイコンは50日~60日で収穫時期になります。育ちすぎると中がスカスカになったり割れたりするので注意しましょう。

 

目で見るポイントは葉の状態です。葉の全体が立っているときはまだ早いです。

適期は、クジャクの羽根のように葉が垂れて大きく広がり、

中央の葉が横に開いてきたタイミングです。

特に青首大根の種類は収穫期になると地上に大きく飛び出してくるのでわかりやすいです。

茎の根元と首の辺りを持ち、まっすぐ上から引き抜くようにしましょう。

 

美味しいダイコンは側面のくぼみにある側根が等間隔に並んでいるものです。

ゆっくりと順調に育った証拠です。

 

 

お好みのダイコンでチャレンジ!

 

 

ダイコンは品種改良が進んでいて、

基本的にどの品種を選んでもうまく育てることができます。

形や味もそれぞれ異なりますから、使う料理や好みに合わせて

様々なダイコンを育てて楽しみましょう。